天の岩戸
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はるか昔。

神々が住む高天原(たかまはら)と言う場所に
アマテラスという女神がいました。


そのアマテラスにはツキヨミとスサノオという兄弟がいて
アマテラスは高天原を
ツキヨミは夜の国を
スサノオは海原を
それぞれの力で治めていました。


あるとき、スサノオがわがままを言い出します。
「黄泉の国にいる母に会いたい」と。

スサノオは直接アマテラスに相談しようとして
高天原に向かいますが、
それを知ったアマテラスは
「スサノオが高天原を奪いにきた」と勘違いし
徹底抗戦の構えをします。

しかし、そんな気は無かったスサノオ。
何とかその誤解を解き、高天原にたどり着きます。


一度は許したアマテラスでしたが
スサノオの高天原での横暴ぶりに恐れを抱き
スサノオが起こした事件をきっかけに
天の岩戸に閉じこもってしまいます。

すると、太陽の神・アマテラスを失った世界は真っ暗闇に閉ざされ
魑魅魍魎(ちみもうりょう)で溢れかえります。


困った神々は何とかアマテラスを岩戸から出すために
岩戸の前でにぎやかなお祭りを開きました。

すると、お祭り好きのアマテラスは
岩戸の影から様子を伺うと、ある神が
「あなた様よりも尊い神が降臨したので祭りを行なっております」
そういって鏡を差し出すと、
鏡を見ようとしたアマテラスの手を取りました。
それと同時に、力持ちの神が岩戸をこじ開け、
見事アマテラスを引っ張り出すことに成功します。

アマテラスが戻った世界には
再び明るい光が差し込み、平和な世界に戻りました。




日本の神話 古事記より
個人的な要約も含めて抜粋


※ちなみに岩戸を開いた時に飛んでいった岩が
今の長野県にある戸隠に落ち、戸隠山となったそうです。





さて、今日のお話はというと
古事記に書かれている日本の神話の一部ですが
実は日食の事では無いかと言われています。

今日7月22日は今世紀最大級の日食が見られるということで
世界中から注目が集まっていましたが
当日は日本の皆既帯の地域のほとんどが雲で覆われ
きれいな皆既日食とはいかなかったようですね。
それでも、突然の暗闇と沈黙の後で
何事も無かったかのように明るくなる様は
まるで天の岩戸の神話を彷彿とさせるものでした。


関東地方はというと…
なんと雨!!
全く観測できずじまいでしたが、
この子たちには感じていたのでしょうか?
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ちょうど食の最大の時間にぐっすりな猫さんなのでした。
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by akabee-photo | 2009-07-22 23:58 | E410
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