カテゴリ:写真( 26 )
-前進-
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東日本大震災が起きてから半年が経ちました。

いまだに行方がわからない方も多く
福島の原発問題もあって故郷に戻れない方もいます。

この半年で少しでも前に進んだ事は何だったのでしょうか。


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あまりにも大きな被害。
3ヶ月前の今日、6月11日に僕は被災地の宮城県志津川町にいました。
目の前に広がるのは瓦礫しかない街並み。
元の生活がどこにあったのかさえわからないほどの惨状。
色の無い景色、独特な臭気。
今も頭の中にしっかりとこびりついています。

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そんな状況下でもあちらこちらに小さい花が咲いていて
生命の力強さと尊さを感じずにはいられませんでした。


そしてその日から三ヵ月後の今日、
半年という節目の日を迎えました。

人間の細胞は約三ヶ月でひとつのサイクルを終えて
新しいものに生まれ変わると聞きました。
記憶は三ヶ月で消えることはありませんが
少しずつ心も体も癒されていくのかなと感じたりしています。


この-前進-と書かれた横断幕は
津山町の避難所に掲げられていたものです。

横断幕には、避難所の方々が書かれたのであろうと思われる
メッセージがびっしりと書かれていました。

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それは大人から子供まで、年齢を問わず
被災した皆さんがひとつになって団結しようと
心に誓った証なのかも知れません。


復興にはまだまだ時間がかかります。
どれだけかかるのか、本当にわからない。
だからこそ、継続的な支援と思いやる心が必要だと思います。

僕らが「今」できること。
それは「これからも」できることに変えていかなければいけません。


被災地域の物産や特産品を購入する。
ボランティアとはいかなくても東北に旅行に出かける。
ユニセフなど被災地域で活動している団体などに募金をする。
そういった支援が本当に必要なのです。


被災地はこれからの半年で厳しい冬を迎えます。
それは身にも心にも厳しい冬です。
どうかみなさんで支えていきましょう。
日本中のみんなが東北の為にひとつになる。
そうなってくれるといいなと心から願っています。
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by akabee-photo | 2011-09-11 18:36 | 写真
写真散歩♪
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-空へ-

先日、久々にぶらりと写真散歩に出かけた。

夏に向かって季節が変わっていく中
生き物や花がいきいきとしていた。

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-風の足跡-

僕は何か決まったものを撮るっていう事をあまりしない。
なので撮影するモノの好みがガラッと変わる事が多い。

今までは人が作り出したモノ、
そのモノが世界に溶け込んでいく様を好んで撮っていた気がする。
最近は自然が作り出したモノ、かけがえのない一瞬を撮るようになった。

宮城から帰ってきて心境の変化が写真にまで現れてる。
でもそれは決して悪いことではないと思う。
自分なりの順応であったり感性なのだから変わって当然。

僕は元々直感で写真を撮る。
頭で考えない。
そんなスタイルだから今の変化に繋がっていると思う。

いいきっかけだと思って変化を受け入れよう。
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by akabee-photo | 2011-07-03 09:35 | 写真
to U


to U Bank Band with Salyu

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瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
「枯らす事なく育てていける」 と誰が言い切れる?
それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
風船のように色とりどりの祈り

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雨の匂いも 風の匂いも あの頃とは違ってるけど
この胸に住むあなたは 今でも教えてくれる
悲しい昨日が 涙の向こうで いつか微笑みに変わったら
人を好きに もっと好きになれるから 頑張らなくてもいいよ
今を好きに もっと好きになれるから あわてなくてもいいよ


More 報告会をやります
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by akabee-photo | 2011-07-01 16:04 | 写真
これからの支援。
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被災地で食べた海鮮丼



最近の報道や僕らの行動について
僕なりに感じていることをまとめてみました。

僕なりの「支援」についての考え方です。

実際、現地の声を聞いて被災地と非被災地の
「支援」という言葉に対してのイメージのギャップが大きく
正直、ショックを受けました。

それらを踏まえてまとめてみたので
参考にしていただければ幸いです。

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最近の「支援」について思うこと。

そろそろ「義援金」と「復興支援金」の区別をつけたほうがいいと思う。

義援金は被災した人に平等に配られるもの。
なので市町村が被災者がどこにいて
どれだけの人が亡くなったのかを把握して正確な人数を出さない限りは
被災者の元には届かない。
ましてや市町村の役場が機能していない現状では無理だ。

一方、復興支援金は直接の支援活動になるもの。
こんな状況の中で立ち上がって商売を始めている人が大勢いる。
被災地でも少しずつお金が回り始めているけど、絶対的なお金の量が足りない。
だから非被災地の人がその人達のものを買って収入にしてもらう事によって
市町村の財源も増えて復興支援に繋がる。

今回の宮城でのコーディネートをしてくださった方の言葉を借りると

「とにかく宮城に遊びに来てください。
一日遊んで牛タン食べて、楽しんで帰ってください。
そうして宮城に落としてくれたお金が税収になり
被災地復興財源に回せるんです。
被災地を見てくれとは言わないけれど、見れる機会がある人は
今の現状を見て人生観を壊してください。
そこから初めて「支援」って何かを感じられると思うんです。」

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チャリティーイベントや募金のイベントも最近は多くやっています。
ただ、その場の支援だけではダメなのです。
今回の震災は復興までかなり時間がかかるでしょう。
長期的な支援が必要なのです。

チャリティーイベントなどで寄付をするなら
「全額を寄付します」という支援は絶対に後まで続かない。
自分を疲弊させてしまい、その場で終わってしまいます。

長期的な支援を続けていくのなら「収益の一部を…」としたほうが絶対にいい。
そのほうが長いスパンで支援ができるからだ。



直接的な復興支援と収益の一部の寄付。
これが復興がはやくなる決め手ではないなろうかと思う。
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by akabee-photo | 2011-06-25 08:56 | 写真
「和荒」のライブ。
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今回、僕が宮城へ行った一番の理由。

それは、被災地でライブ活動をする
「和荒」の撮影をするためでした。
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民族楽器から奏でられる倍音と音楽に合わせて踊る舞。
聴覚と視覚から人を元気にしよう、少しでも癒してあげたい。
そんな想いを持ちながらライブを行った「和荒」の三人。



その気持ちは被災者の方々にきっと届いたことでしょう。



ライブの最中は
気持ちよくなって寝てしまった子供や
笑顔や笑い声、拍手の音で暖かい雰囲気に包まれていました。

たくさんの人の心に、音楽と舞が届けられました。

和荒の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そしてありがとう。


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これからも彼らと僕の活動は続いていきます。
むしろ、これからがスタートなのです。
たくさんの笑顔が戻るように、
そして、その過程を写し続けて行きたいと思います。
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「和荒」の紫龍さんが
僕が撮った写真を編集して動画化してくれました。

感謝♪

写真に音楽は津山町若者総合体育館での楽器説明の演奏をつないで
まさに「和荒」とのコラボ(笑)
素敵なプレゼントありがとう!

W@RAI Live at Miyagi(5分)

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by akabee-photo | 2011-06-19 10:30 | 写真
花の匂い


どんな悲劇に埋もれた場所にでも

幸せの種は必ず植わってる

こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら

その種に水を蒔こう


Mr.Children 花の匂いより


PVは戦争をテーマにしていますが
今回の震災にとてもリンクしている気がします。
聞くたびに大粒の涙がこぼれます。


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その花が綺麗に咲く頃

「別の姿で同じ眼差しであなたは きっとまた会いに来てくれる」

そう信じています。 
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by akabee-photo | 2011-06-17 11:35 | 写真
今、感じていること。
珍しく長文です。
今自分が思っていること
感じていることを、心のフィルターを外して
ストレートに書いています。
もしかしたら誤解もあるかも知れません。
でも悪気は無いのです。
ご勘弁を。

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宮城から帰ってきて
普段の、今までどおりの日常に戻ってきた自分。

あの日見た光景は、夢だったのか。
そう思ってしまうほどの、今までどおりの日常。

それでも、そのときに撮った写真たちを見ると
「夢じゃないんだよ、これが現実さ」と語りかけてくる。
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すごく気になることがある。



それは、被災地に対する非被災地にいる人達の気持ちだ。
被災地に出かけた僕の言葉をどう受け取っているのか。

きっと半分も伝わっていないだろう。
言葉ってそういうもんだ。
実際に見てくるのと言葉にするのとではまったく違う。
リアルさが違う。

でも僕には、「今」を切り取った写真がある。
この写真たちは、僕の想像を超えて
多くの人に語りかけてくれるだろう。
雄弁に、大きく、身振り手振りも加えて。


多くの人に「今」を説いていくこと。
多くの人が「悲惨だ」と思って気持ちが落ち込んで終わってしまうのではなく
そこから何ができるだろうって心の葛藤が起こって
そういう人が数人集まっただけで心の化学反応が起きて
何かとてつもない大きなうねりとなって世の中を動かす。

そんなうねりの中心に居たいと思っている。
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僕は今回の旅ですごく感じた事がある。
それは『生きている』という実感。


志津川や七ヶ浜の光景を目にし、言葉を失い
ライブではたくさんの笑顔に囲まれ
地元の為に、現地の美味しいものを食べて
大きな声で騒ぎながら飲んで、大笑いして
布団に入って寝る頃に
『あぁ…生きてるなぁー」っていう実感をする。
普段の生活の中で「生きてる」と感じることがあるだろうか。
少なくとも、そういう経験をしたことのある人は幸福だと思う。

しかし、
この姿を見て不謹慎だと思う人がいる。

でもそうじゃない。
まるでわかっていない。

凄絶な光景の中で一生懸命立ち上がろうとする人がいる。
その人たちの為には「募金」や「チャリティ」なんて意味が無い。

だって届かないんだから。

それよりも大事なのは「直接的な支援」
地元でお金を使って、そのお金を回してもらう。
これが「今」一番大事なこと。
そうやって被災地で回るお金の量を増やしていかないと
復興なんていつまで経ってもできるはずが無い。
それだけの大きな被害なんだから。

現地で美味しいもの食べて、飲んで、遊んで帰る。
そんな直接的な支援をなぜ不謹慎だと言えるのか。
そんな事を思う人には、ぜひ被災地へ行って「今」を見てきてほしい。
きっと人生観が変わるはず。
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僕は今回の旅に同行することにすごくためらいがあって
すごくすごく悩んだ。

ボランティアで瓦礫の撤去をするわけでもなく
写真の洗浄作業をするわけでもない。
人の痛みを和らげるわけでもなく
誰かの力になれるわけでもない。

でも撮影に行く。

ライブをする「和荒」のみんなは
音で人の心を癒したい、笑顔にしたいという強い思いがあった。

でも僕は撮影に行く。

その理由を自分の中でなかなか埋められなくて悩んだ。
そして、僕が出した答えは

人が音楽を通じて笑顔になっていく様子を記録するために、
「今」起きてることを多くの人に伝えるために、
そのチャンスを与えられたんだと思って決心した。
そう思い込んで決心した。

チャンスだと思うことが、
実は「写真をやっている」というエゴなのかも知れない
そう思った時期もあった。

でも違う。

自分で決めたことは、たとえエゴだとしても貫く。
誰にどういわれようと、自分で決めたことに文句を言わせるものか。

その一心で集合場所の新宿へと向かった。

新宿は、震災のまさにその瞬間に居た場所。
震災から3ヶ月後、初めて降りた新宿から被災地へ向かう。
これを因縁といわずして何というか。

きっと震災が起きたときから、
いや、震災が起きる前から決められた宿命。
そう感じた。

導かれるように被災地へ行き、全てを目の当たりにし
その全てを伝える使命を頂いたのだと思う。


近いうちに、僕の写真が多くの人の目に触れ
雄弁に語ってくれることを願いたいと思う。
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最後に。

mixiのマイミクさんがこんな事を書いているのを
偶然見つけた。
僕が悩むずっと前の事だ。
この日記を見ていたらすぐに行く決心がついたかも(笑)

以下転載
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あなたは「あなたが」やりたいことを
あなたの「中」にある動機にしたがって、動いて欲しい。
自分の「中」にある動機で動いたことならば
偽善だエゴだ自己満だ自己中だ不謹慎だという
マイナスの評価でも受け止めることができるはず。
そしてもしその行為の向こう側に、
あなたが想う「誰か」の顔が描けているならば
偽善とか不謹慎とかの言葉を越えて、ちゃんと「誰か」に届くから。

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自分の「やりたいこと」
これを絶対に忘れちゃいけない。

今回の出会いとかけがえの無い経験は
今まで僕がやってきた事が作り出した結晶。

この日の為に
これからの為にずっと続いてきたこと。
そして
やっとそのスタートラインに着いた。

これからも「自分が」楽しいことを
いろんな人を巻き込める何かを探していこう。
それは結果的に「みんなが」楽しいことに繋がって行くのだから。
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by akabee-photo | 2011-06-16 00:57 | 写真
宮城から帰ってきました。
震災から3ヶ月が経った6月10日~12日まで
宮城県の被災地を回ってきました。


被災地に笑顔と癒しを。
そんな想いを胸に避難所でライブ活動をする民族楽器ユニット
『和荒(わらい)』のライブに同行し、行動をともにしてきました。


現地のコーディネーターの方が案内してくれたので(コーディネーターの方も被災者した方でした)
ライブ前に被災地をまわり、テレビや新聞でしか目にしてこなかった光景を
その目に焼き付けてきました。


言葉にならない

悲しくても涙も出ない

こんな体験をしたのは初めてでした。



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なんとも形容しがたい光景、臭い。

その中で必死に立ち上がろうとする人たちの姿。
素敵な笑顔で「いらっしゃい」と迎えてくれた移動式コンビニの店員さん。
瓦礫の中で営業するガソリンスタンド。

すべての光景が、今起こっている現実だということが頭で理解できない状況でした。



そんな中でも笑顔と笑い声が絶えない避難所の方々。

ひどい惨状を見た後でのライブはとても気持ちのこもったものになりました。
避難所にいる子供が笑顔になったり、お年寄りが音に癒されていく様子を
たくさん撮影してきました。


今回ライブをさせていただいたのは、津山町若者総合体育館と
七ヶ浜町の仮設住宅でした。

ご協力いただいた皆様にはお礼を申し上げると共に
これからの活動が多くの人を元気に、勇気付けるものになるように祈りたいと思います。

特に、今回のスケジュールを組んでいただいた
仙台在住のNatsuさん、本当にありがとうございました。


今回、撮ってきた写真は
今後の被災地復興に向けての活動に使用していくことになりました。
僕らができることからはじめよう。
みんなが手と手を取り合って。



今回の旅で感じたことや
僕らが本当にやらなければならないこと
現地を見てきた者として伝えていかなきゃならないこと。

それを今後の記事に書いていきたいと思います。



最後に。


被災地に行ってよかったかと聞かれたら
行ってよかったと大きな声で答えようと思っています。
だって、多くの被災した方の声を代弁するという
使命をいただいたのですから。




お世話になったNatsuさんのブログ
【杜のアトリエ】 nanairo sanpo.(なないろさんぽ。)
http://ameblo.jp/hitorikotoba72/
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by akabee-photo | 2011-06-13 10:17 | 写真
-8月6日- 幸福を願う朝。
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世界中の すべての人に


この日の悲劇を繰り返さないように


そう願いたい。
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by akabee-photo | 2010-08-06 08:55 | 写真
写真と剪画。
最近なかなか更新頻度も高くないこのブログ(汗)
実は、あかびーさんたらブログ更新しないで
こんなことをやってます。


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写真と剪画。
剪画とは、刀を使って切るという意味合いがあって
遊戯的な切り絵よりもアート寄りに作り上げていく作品のことを言うそうです。




元の写真はこちら

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これに刃を入れて切っていくわけです。


更にもう一枚

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この写真が…

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こんな感じに。

写真という『現実』に剪画という技法を用いて『非現実』を作り出す。
そんなことをやっています。



最近では、友人に宛てたカードとかを作って渡したり
名刺代わりに作っては初対面の人に渡したりしてこっそりやっていたのですが
なんと、今月は展示までやっているんですよ、これが。


7月2日~25日まで
金町にあるギャラリー「Senga Art & Space」にて開催する
「水-Water-」展に展示をしています。

Senga Art & Space
(木・金・土・日開廊)
http://www.sengaart.com


また、明日14日から19日までは
銀座のミレージャギャラリーという場所で開催される
「Japanese Beauty展」にイラストレーターさんとのコラボレーション作品を二点展示します。

ミレージャギャラリー
http://www.mireyagallery.com


そんなこんなで作品を作ったりしていたので
なかなかブログの更新ができなかったわけですよ(言い訳)

展示の様子は、また後日ブログにてアップしますので
遠くて行けないよーっ!って方もどうぞご安心を(笑)


機会があれば今後も作った作品をアップするかもしれないので
お楽しみに~♪
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by akabee-photo | 2010-07-14 01:13 | 写真